カルシウム教室

カルシウムについての「なるほど情報」を紹介します。
順次更新しますのでお楽しみに。

赤ちゃんとカルシウム(3)

しつもん

お隣さん、そろそろ赤ちゃんが生まれるんだってさ。本当は、もう生まれる予定日を過ぎているんだって。それなのに、まだ赤ちゃんが出てくる信号が来ないから心配だって言ってたよ。


おばあちゃん、なにかアドバイスはないのかなあ?



前回の記事は、こちらでご覧ください。


赤ちゃんとカルシウム(1)


赤ちゃんとカルシウム(2)


規則正しい陣痛にもカルシウムが必要です。

それは、もしかするとカルシウムが関係しているのかもね。


カルシウムは規則正しい陣痛にも必要なのよ。


じゃあ今日は、規則正しい陣痛とカルシウムの関係についてお勉強しようね。



karu_small.gif

陣痛ってのは、子宮の筋肉が縮んで赤ちゃんと胎盤を押し出す、分娩の中で最も大切な自然の摂理なのよ。
この子宮の筋肉は平滑筋といって、腕や脚の筋肉と違って、自分の意志で動かす事はできないの。


goma_small.gif

えぇ、自分の意思で動かせない筋肉なんてあるの?


karu_small.gif

そうなの。だけど、平滑筋の筋肉が縮む時の仕掛けは、他の筋肉となんら変わらない。さておチビ、筋肉はどうやって縮むんだったっけ?

goma_small.gif

あっ、確かカルシウムが筋肉の細胞の中に入って命令するんだよね?


karu_small.gif

その通り!
筋肉の収縮はカルシウムが働きかけているんだったわね。
陣痛が強く、規則正しく起こらなければ、なかなか安産にはならないの。だから、赤ちゃんが生まれようとしている時に、体内にカルシウムが十分に無いと、強く規則正しい陣痛は起きない。すなわち安産になりにくいって事ね。



妊娠時期はただでさえカルシウムが不足しているわけだから、出産を控えたママは、よっぽどカルシウムを意識して摂らないといけないわね。
でも、あともう一息だから、がんばって元気な赤ちゃんを産んでほしいわね。

こたえ

このページの先頭へ