今日、社会の授業で先生が「日本は2013年から超高齢化社会に突入する」って言っていたんだ。 おじいちゃん、おばあちゃんがたくさんいると、お医者さんにかかる費用や介護にかかる費用が増えちゃって、それを僕たちがたくさん払わないといけないんだって。 僕たちもがんばらなきゃいけないけど、なんとかする方法は無いのかなあ? |
ロコモ予防にはカルシウムも必要(1)
老人が元気でいる事が大切です。
確かに、超高齢化社会はこれからの社会を考える上で大きな問題よね・・・。 超高齢化社会とは、 厚生労働省によると、平成21年度の医療費は過去最高の36兆67億円で、そのうち65歳以上が占める割合は55.4%で19兆9,479億円。 さらに、認知症、高齢による衰弱、関節疾患、骨折・転倒が原因で介護が必要となった人は全体の5割を占めているそうよ。
この超高齢化社会、本当はおチビたちに責任は無いのだから、私たち老人は、せめて この「超高齢化社会」を迎える上で心配されている事の1つに「ロコモティブシンドローム」というものがあるの。 日本語で言うと「運動器症候群」。年をとれば骨や関節、筋肉、神経等の運動器が衰えてくる。でも、これをそのままにしておくと、自分ひとりでできる事も減って、もしかしたら怪我をしやすくなったり、介護が必要になることもあるかもしれない。 なるべく医療費や介護費用を使わないようにする事は、おチビたち「これからの世代」に迷惑をかけないだけじゃなく、自分自身が楽しく明るい老後を送るためにも大切な心がけだと言えるんじゃないかと思うわ。 このロコモティブシンドローム(長いから、これからは「ロコモ」って呼ぶわね)は、運動器の衰えだから、なかなか自覚症状が無いのが問題なの。 後でチェック表を見せるから、自分自身で見てもらうと良いわね。 来週は、ロコモ対策について考えてみようね。 |
7つのロコチェック
チェックシートを掲載します。成人の皆様は「ロコモなんてまだまだ大丈夫」などと言わず、是非チェックしてみてください。
ひとつでも当てはまるものがあれば、ロコモ対策が必要となります。
□片脚立ちで靴下がはけない
□家の中でつまづいたり、滑ったりする
□階段を上がるのに手すりが必要
□横断歩道を青信号で渡りきれない
□15分くらい続けて歩けない
□2kg程度の買い物をして持ち帰りが困難
□家のやや重い仕事が困難
(布団の上げ下ろしなど)