カルシウム教室

カルシウムについての「なるほど情報」を紹介します。
順次更新しますのでお楽しみに。

なぜ老人の肺炎は危険なのか(2)

しつもん

75歳以上の老人の10人に1人は肺炎で亡くなる。でも、おばあちゃんは「怖いのは肺炎じゃない」って言ったよね。じゃあ一体、何が怖いんだろう?



前回記事:なぜ老人の肺炎は危険なのか(1)

免疫力の低下が肺炎を怖い病気にしています。

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さておチビ、おばあちゃんの言っていた事、わかったかい?


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さっぱりわかんないや。だって実際、たくさんの人が肺炎で亡くなっているし、でも若い人は肺炎で亡くなる人が少ないし・・・。まさか元気な若者は大丈夫だって事はないだろうし・・・。

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あら、意外と良いセンついてるわよ。
じゃあ、ヒントね。
肺炎って病気は、主に細菌やウィルスが肺に感染して炎症を起こす病気なの。

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そんな難しい事言われても・・・・あれ?
細菌やウィルス?おばあちゃん最近、そんな話していたよね?

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うん、そうね。もう少し思い出してごらん。

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ええと確か、細菌やウィルスは、体の中にある免疫ってのがやっつけてくれるんだったかな?

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いい調子よ! あと一息!

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ええと、その免疫ってのはカルシウムによって情報の伝達やウィルスや細胞を攻撃するための方法を変えているんだけど・・・・・、老人になるとカルシウムを吸収する力が弱まるから・・・、


・・・あ!そうか!

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ふふふ、わかったみたいね。
そう、おチビの想像した通りよ。

歳を取るとカルシウムの吸収率が下がってしまう。でも老人の多くはそれにあわせてカルシウムの摂取量を上げたりはしないから、人体は骨から不足分のカルシウムを取り出すようになる。
その結果、体中に不足していた筈のカルシウムが溢れてしまい(カルシウムパラドックス)、免疫に携わる細胞内にもカルシウムが入り込み、免疫が正常に働きにくくなってしまう。
その結果、免疫力が強かった若い時代には治せていた肺炎が、老人にとっては命を奪いかねない病気になるのね。


つまり、一番怖いのは免疫力が低下する事。


免疫力が低下すると、肺炎だけじゃなく他の病気も重症化する事があるわ。
人は必ずいつか死んでしまうけど、その時まで元気に過ごしたいものよね。そのためにも免疫力を落とさぬよう、体の事は大切にしておくべきよね。

こたえ

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