カルシウム教室

カルシウムについての「なるほど情報」を紹介します。
順次更新しますのでお楽しみに。

睡眠とカルシウム(4)

しつもん

明りと枕が気持ちいい睡眠のためのポイントなんだね。確かに、オレンジ色の明りで、自分の体にあった枕があったら、気持ちよく眠れそうだな。

そういえばおばあちゃん、先週の最後に「睡眠にもカルシウムが関係している」って言ってたね。睡眠とカルシウムの関係について教えてよ。

睡眠中に活躍する器官に必要です。

いろいろとお勉強してきたおチビなら、カルシウムがイライラを解消して気持ちを落ち着かせてくれたり、風邪などの細菌やウイルスと戦ってくれる免疫機能に関わっていることを、もうわかるわよね。

これらの働きは、なにも私たちが起きている時だけのものじゃなくて、眠っている時も一緒なのよ。

そのためには、カルシウムの血中濃度が安定していることが大切だから、神経を鎮めて心地よく眠るためには、寝る前にカルシウムを摂ることがポイントになるわね。

さらにカルシウムが不足したまま寝ると、体がピクっとしたり、朝起きた時に脚がつる原因にもなるのよ。


「ナイトミルク」って、夜の間にしぼられた牛乳があるんだけど、これにはカルシウムはもちろん、睡眠ホルモンと言われている「メラトニン」も多く含まれているのよ。牛乳にはタンパク質も多く含まれているから、人によっては胃がもたれてしまうかもしれないけど、そんな場合はサプリメントを摂るなど、工夫してみると良いわね。


とにかく、一日のスタートである朝を気持ちよく迎えるためにも、快眠とカルシウムを心がけたいものね。

こたえ

あなたは快眠できてますか?

以下に示したのは、WHO(世界保険機構)が中心となり設立した「睡眠と健康に関するプロジェクト」が作成した国際規格の不眠判定方法です。「アテネ不眠尺度」による不眠症のセルフチェック表と呼ばれています。

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(クリックすると拡大します)


このチェックの合計点数が10点以上になってしまった場合、一度お医者様に相談された方が良いかもしれません。

※このチェックは、個人の状況など様々な要因に影響されますので、あくまでも目安としてください。

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